かがみの孤城 感想 ネタバレあり

引きこもりの少女のこころはある日、鏡を通じてお城に招かれる。

 

お城にはオオカミ様というお面を被った少女がいた。

 

少女の他に招かれた6人の少年少女の約1年間のお城での願いを叶う鍵を探すお話。

 

7人の少年少女はなぜ集められたのか?

 

お城とオオカミ様とは?

 

学校に通うことができない子供のためのスクールの喜多嶋先生がなぜいい先生なのか?

 

実はストーリーの重要な謎である。

 

引きこもりになる辛さをうまく書いている。

 

明るい内容の本ではないがうまく言えないが興味をもったら読むべき本と思う。

ハケンアニメ!感想 ネタバレあり

三人の女性が主人公で三章プラス最終章で構成されるアニメ制作関係者の小説。


一章はカリスマ監督に振り回されるプロデュサー有科香屋子の話。

二章はアニメ監督斎藤瞳と敏腕プロデュサーの話。

三章は神アニメメーター並澤和奈と市役所職員の原作聖地のコラボ企画の話。

最終章は有科と王子プロデュサーの後日談。


仕事と恋愛と作成現場の苦労やおそらく女性関係者のあるあるを書いているのだと思う。

各章の登場人物は次の章でも関係者として登場して重要の役割を担ってたり、伏線的に次の章の主人公が登場とどんどんと読み進めることができた。


よくあるパターンのこの登場人物は重要人物だけど、最後にちょっとだけいきなり出てきたという感じではない。

三章のリア充の市役所職員の歌舞伎揚げを二枚食べた場面でなんで今二枚食べるのというくだりは面白かった。

読書を終えて面白く満足感がある作品でした。

珈琲店タレーランの事件簿

主な登場人物

アオヤマ:本作主人公。

切間美星:バリスタ珈琲店タレーランバリスタ

藻川又次:美星バリスタの叔父。

 

本作はミステリー小説であるが、殺人事件や犯罪など謎を解明するものではない(続刊はまだ未読なのでシリーズ1作目の本作を読んだかぎりであるが)。話の序盤は、日常のちょっとした謎を美星バリスタが推理するゆるい感じの話が続く。そして終盤は美星バリスタ の過去のトラウマ事件と犯人の話である。このように内容的には完結しており次巻への伏線などはとくにない。当初は続編が考えられていなかったためと思う。主人公のアオヤマの推理を美星バリスタ が”全然違うと思います。”と否定するのと推理が解決した際に珈琲を挽きながら考えて”大変よく挽けました。”というのはこの小説の決め台詞である。このような定番のパターンをつくることでストーリーに安定感を出していることも本作の魅力ではないかと思う。アオヤマが何かにつけてヘタレだったり抜けていることも読み手には面白く感じる要素で続刊も期待して読みたいと思う。

水鏡推理VI クロノスタシス 感想 ネタばれアリ 

水鏡推理VIの感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で文科相の一般官僚。研究公正推進室の職員。

菊池裕美(きくち ひろみ):文化庁の職員。同僚の死に疑問を持ち過労死バイオマーカーについて水鏡 に接触

須藤誠(すどう まこと):研究公正推進室のメンバー。総合職。水鏡と過労死バイオマーカーに担当になる。

吉岡健弥(よしおか けんや):財務省主計局の主査。過労死バイオマーカーの基準値を越えている自殺者。

松浦奈々美(まつうら ななみ):吉岡の恋人。

菅野裕哉(かんの ゆうや):東大の特任教授。過労死バイオマーカーの責任者。

 

今回の話の科学的ネタ

統計

画像加工

 

 現代の問題の過労死を扱う本作。統計のより導き出した過労死バイオマーカーを主軸にストーリーが進む。吉岡の恋人を調べるうちに警察にマークされることになり。。。

研究に大きな偽装ないが公務員の労働環境に問題を提起している事件だった。いろいろと思うことがあるが、作中でもあるようにボーダーラインを下回るから働くの大丈夫とうわけではなくストレスにたいする強さは人それぞれではないかと思う。ただ指標は必要であるが。作品の全体の流れは良いが個人的には動機など詳細が理解できない部分があった読んでいるうちに内容を忘れてしまったことが原因だと思う。2020年1月まででは本作が最新刊である。まだ続くようなので次回作に期待したい。

 

 

水鏡推理V ニュークリアフュージョン 感想 ネタばれアリ 

水鏡推理Vの感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で文科相の一般官僚。研究公正推進室に移動。

キョウカ:不妊バクテリアに感染を主張する謎の女。

米谷謙蔵(よねたに けんぞう):研究公正推進室の責任者。

泉田佳奈(いずみだ かな):研究公正推進室技術開発担当分析官、次世代エネルギー担当。

 

今回の話の科学的ネタ

核融合

スーパーコンピュータ

 

スーパーコンピュータによる研究結果の評価を行う部署に移動になった水鏡。

移動前に謎の女に不妊バクテリアを感染した女と接触して業務より気になる水鏡。

架空の不妊バクテリアと次世代エネルギー研究の不正が絡みあって進むストーリー。

タイトルはニュークリアフュージョンとなっているが、内容は日本語の核融合ダブルミーニングをテーマとしている秀逸の作品。今作では初期の水鏡のかわいい感じは少なくなっており社会人としての変化も感じられる。

 

 

水鏡推理IV アノマリー 感想 ネタばれアリ 

水鏡推理IVの感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で文科相の一般官僚。研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属。

浅村 琉輝(あさむら りゅうき):文科相の総合職。研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属。八甲田山で少女たちの投稿したSNSに映り、行方不明になる。

藤川 豊(ふじむら ゆたか):気象庁の職員。水鏡の協力者。

ユイ、アンナ、スズナ、ナギサ:少女少年院の登山による更生プログラムに参加した4人の少女。八甲田山で行方不明になる。

濱浦 俊久(はまうら としひさ):非行少年少女を支援するNPO代表。

冨永 紀香(とみなが のりか):少女4人とは別の少年院の法務教官だが、更生プログラムの保護者として協力。

吉野 武彦(よしの たけひこ):民間の予報会社プレシアンス社の気象防災推進室長。気象庁からの天下り職員。

今回の話の科学的ネタ

気象予報

アノマリー

人工降雨 

 

今回の話は誰が犯人かというのはあまり主な内容ではなく、プレシアンス社がコンペで高い確率の予報を捏造したかが鍵になる。犯人は大体関係してそうな人は犯人です。前3作より話は個人的に面白いと思いました。

水鏡推理III パレイドリアフェイス 感想 ネタばれアリ 

水鏡推理IIIの感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で一般官僚。研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属。

廣瀬 秀洋(ひろせ ひでひろ):文科相の官僚。水鏡のお目付役。

尾崎 正嗣(おざき まさつぐ):射守山の管理者。

紀伊 芳孝(きい よしたか):射守山の持ち主。

久保 忠幸(くぼ ただゆき):地磁気逆転の調査チームの教授。

堀城 慶吾(ほりき けいご):地磁気逆転の調査チームの教授。古磁気学の権威。

吉澤 和史(よしざわ かずし):地磁気逆転の調査チームに雇われたカメラマン。

今回の話の科学的ネタ

パレイドリア(心理的な錯覚)

地球磁場逆転層

 

今回の題材のモチーフはチバニアンである。トリック自体は複雑ではなく、物理的に磁界を利用して磁場を書き換えているのだが。。。偽装の仕方がポイントだと思うけど必要な装置の大きさもあるので実際にできるかはわからない。 おきまりの登場人物の入れ替えで始まりシリーズのどの話からも読めるというこのシリーズは水鏡の可愛さが魅力なのかもしれない。

水鏡推理II インパクトファクター 感想 ネタばれアリ 

水鏡推理IIの感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で一般官僚。研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属。

如月 智美(きさらぎ ともみ):瑞希の幼なじみ。FOV人工血管の論文を発表。

志賀 雄介(しが ゆうすけ):智美の研究室の責任者。

滝本 隆治(たきもと りゅうじ):生命科学人工臓器研究所の副所長。

リティク・アヴァリ教授:FOV人工血管の発案者。

今回の話の科学的ネタ

再生可能な人工血管。

 

前作とかわりひとつの題材についての小説となっている。STAP細胞をモチーフにしている。STAP細胞は日本で問題になったあとも海外では研究されているので真偽性は不明であるが、これはFOV人工血管は捏造されたものである。トリックは手品なような感じでありこれを思いついたのでこの題材になったというように思った。今回、水鏡の周りの人物は総入れ替えであったので、前回のタスクフォースが良いチームになったような終わり方だったので残念である。総入れ替えになったメンバーは特に印象的ではなく良い意味で話を自然にしている。前回同様に話は読みやすい一気に読める小説である。

 

水鏡推理 感想 ネタばれアリ 

久しぶりに本を読んだので感想を書いてみようと思います。

 

主な登場人物

水鏡 瑞希(みかがみ みずき):本小説の主人公で一般官僚。研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに配属。

澤田 翔馬(さわだ しょうま):水鏡 の同僚の一般官僚。タスクフォースのメンバー。

南條 朔也(なんじょう さくや):キャリア官僚。総務省の審議官の息子。タスクフォースのメンバー。

牧瀬 蒼唯(まきせ あおい):女性のキャリア官僚。タスクフォースのメンバー。

檜木 周蔵(ひのき しゅうぞう):タスクフォースの室長。

 

今回の話の科学的ネタ

自己再生植物、地震予知システム、宇宙エレベーター、自動運転、防犯カメラによる人認証システム。

 

まず、水鏡 瑞希は生活のライフハックの知識が豊富の人物であり、苦労して官僚になったという設定である。官僚になるため探偵に学ぶという背景から推理力が高くその力で不正を暴くという内容である。本作の実験による不正はほとんどがデモンストレーションによる不正であるが、実際の研究予算の選定は研究費の申請書類や特許、論文などの外部の発表によって評価される。つまり同じ研究者によって適性化判断されているので話のような内容だと他の研究者による検証実験でNGになるだろうと思った。
それを踏まえて感想ですが、話はまず読みやすいです。人物のキャラ設定は個人的に好みがあると思います。