珈琲店タレーランの事件簿

主な登場人物

アオヤマ:本作主人公。

切間美星:バリスタ珈琲店タレーランバリスタ

藻川又次:美星バリスタの叔父。

 

本作はミステリー小説であるが、殺人事件や犯罪など謎を解明するものではない(続刊はまだ未読なのでシリーズ1作目の本作を読んだかぎりであるが)。話の序盤は、日常のちょっとした謎を美星バリスタが推理するゆるい感じの話が続く。そして終盤は美星バリスタ の過去のトラウマ事件と犯人の話である。このように内容的には完結しており次巻への伏線などはとくにない。当初は続編が考えられていなかったためと思う。主人公のアオヤマの推理を美星バリスタ が”全然違うと思います。”と否定するのと推理が解決した際に珈琲を挽きながら考えて”大変よく挽けました。”というのはこの小説の決め台詞である。このような定番のパターンをつくることでストーリーに安定感を出していることも本作の魅力ではないかと思う。アオヤマが何かにつけてヘタレだったり抜けていることも読み手には面白く感じる要素で続刊も期待して読みたいと思う。

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